中式先攻法ブログ

小説や映画、ドラマなどの感想をダラダラ書いてます。備忘録も兼ねて。

浅倉卓弥「四日間の奇蹟」

第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベスト1」と絶賛された感涙のベストセラーを待望の文庫化。脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する不思議な出来事を、最高の筆致で描く癒しと再生のファンタジー。
(「BOOK」データベースより)
$Trial and Error

33点


期待しすぎた。
悪くは無い。決して悪くは無いが、前評判が高かった為、過度の期待をして読んでしまった。

話はいたって良くあるストーリー。
ネタとしても使い古されたネタで、最後まで特筆すべき点が見つからなかった。

文章は上手いとは思う。
特に空間の描写は非常に上手く感じた。
ただ説明口調が多く、今ひとつ感情移入できない側面も。

ただ「音楽を感じさせる」ことに関しては抜きん出ている事も否定できない。
ピアニストという主人公の職業からクラシック音楽の数々が物語に登場してくる。
その音楽、空間描写があいまった透明感は他の作品では見れないものだったと思う。